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プリザーブドフラワーのバラ(薔薇)の魅力|一輪の存在感、色・咲き方・扱い方

この記事でわかること

結論:プリザーブドフラワーのバラは、一輪でも存在感があり、色と咲き方の種類がいちばん多い花材です。

  • プリザーブドのバラの6つの特徴(色・咲き方・扱い方など)
  • 色ごとの花言葉
  • メーカーによる違い(主なブランド7つ)
  • よくある質問

瑞々しさと鮮やかな発色が人気のプリザーブドフラワー。プリザーブドの花材は、お花、実もの、グリーンなど種類が多いのですが、主役を飾るのはなんといってもお花です。

なかでも、プリザーブドフラワーといえば、すぐに思い浮かぶのは「バラ」という方も多いのではないでしょうか?

この記事では、プリザーブドフラワーのバラの魅力と基礎知識をご紹介します。プリザーブドフラワーの特性と種類を知って、アレンジメントづくりに生かしていただけたら嬉しいです。

花の女王・バラ(薔薇)

花の女王として、多くの方が思い浮かべるのは「バラ」ではないでしょうか。モダンローズからクラシカルなイングリッシュローズまで、品種も咲き方も色もさまざま。古くから世界中で愛され、その美しさと気品で圧倒的な人気を誇ります。

プリザーブドフラワーでも、やはりバラはいちばんの人気。ほかの花材に比べて、花の種類やサイズ、色が群を抜いて豊富です。

バラの産地は、発祥のヨーロッパから、一年を通して安定して生産できる赤道直下の南米の国々に集中していました。近年では日本国内での生産も始まり、今では世界各国で生産されています。

プリザーブドフラワーデザイナー 小野梨花
コメント

プリザーブドフラワーで、バラはメインになるお花の代表選手。同じバラでも、ブランドによって咲き方や質感、色合いが違うんですよ。

プリザーブドフラワーの赤いバラ

プリザーブドフラワーのバラの6つの特徴

プリザーブドフラワーで、種類、サイズ、色がいちばん多いのがバラです。

1. 存在感たった一輪だけでも、抜群の存在感
2. 色ビビッド、パステルからニュアンスカラーまで、圧倒的なカラーバリエーション
3. 咲き方剣弁高芯咲きから、平咲き、ロゼット咲き、カップ咲きまで
4. 扱い方花びらが繊細で傷つきやすいので、扱いには細心の注意を
5. 開花開花やリペアのテクニックで、ワンランク上のバラに
6. 花びら花びらだけでも、アレンジに使える

特徴1 一輪だけでも抜群の存在感

花の女王とも呼ばれるバラ。その圧倒的な存在感は、ほかの花とは一線を画していて、ほかの花には代えられない魅力があります。

プリザーブドフラワーのバラは、いちばん美しく見える七分咲きの瞬間に、花首でカットして収穫されます。鮮度を保った状態で色を抜いて、染色されます。この一連の流れが、プリザーブドフラワー加工です。

たくさん咲いたバラから、1輪1輪手作業で選ばれて、丁寧に加工されたプリザーブドフラワーのバラ。思わず見とれてしまうほどの美しさです。小さな器に一輪飾るだけでも、十分な見ごたえがありますよ。

特徴2 圧倒的なカラーバリエーション

プリザーブドフラワーのバラの特徴といえば、なんといってもバリエーション豊富な色!ビビッド、パステルからニュアンスカラーまで、生花やアーティフィシャルフラワー以上ともいわれています。

生花のバラは、世界中で品種改良が重ねられ、その数は3万種以上ともいわれ、毎年新しい品種が発表されています。プリザーブドフラワーのバラも、シーズンごとに新色が発表され、ビビッドな原色からくすみ色まで、100種類以上の色があります。

ピンクだけでも、鮮やかなフューシャピンクから、くすみピンクのオールドローズまで多彩です。自然にはない色に染められたものや、ラメが施されたものなど、プリザーブドフラワーにしかできない表現がとても豊かです。

プリザーブドフラワーデザイナー 小野梨花
コメント

ロイヤルウェディングでも使われて人気を博した「青いバラ」。「ロイヤルブルー」ともいわれる上質な青いバラは、プリザーブドフラワーならではです。

プリザーブドフラワーの青いバラ

青いバラは色あせしやすく、赤いバラは色もちがいい

これは、しっかりお伝えしておきたいことです。最近のプリザーブドフラワーの青いバラは、以前より色があせるのが早いものがあります。染料が変わったからではないかと感じています。

アトリエでテストをしたところ、1か月もたずに色があせてしまう青もありました。同じ「青いバラ」でも、ものによって大きな差があるんです。

プリザーブドフラワーは、紫外線にも弱いお花です。特に青は、日の当たる場所に置くと色あせが早くなるので、直射日光の当たらないところに飾ってくださいね。

反対に、色もちがいいのは赤です。わたしが10年前に作った真っ赤なバラのアレンジは、今もきれいな赤のまま残っているんですよ。長く飾りたい贈りものには、赤いバラもおすすめです。

フェアリールでは、テストをして、色あせの少ない青を選んで使っています。青いバラで贈りものを考えている方は、どうぞ安心してご相談くださいね。

バラの色ごとの花言葉

バラ全体の花言葉は「愛」「美」。色によっても、花言葉が変わります。贈りものの色選びの参考にしてくださいね。

色花言葉
赤愛情、情熱
ピンク感謝、上品
白純潔、尊敬
黄色友情、嫉妬
青夢かなう、奇跡

特徴3 咲き方の種類も豊富

プリザーブドフラワーのバラでポピュラーなのは、花びらが外向きにカーブして剣のように見え、花の中心が高い「剣弁高芯咲き」です。生花のバラでは、年々新しい咲き方も発表されていて、プリザーブドフラワーも生花に続いて、どんどん新しい咲き方のバラが登場しています。

咲き方特徴
剣弁高芯咲き花びらが外向きにカーブして剣のように見え、花の中心が高い
平咲き横から見た花の形が平たい
ロゼット咲き花びらが芯から放射状に伸びる
カップ咲き横から見ると、ティーカップのような形
プリザーブドフラワーのバラを使ったリース

特徴4 花びらが繊細

プリザーブドフラワーは、瑞々しさを保ったまま加工されているお花ですが、花びらは繊細で傷つきやすいのが特徴です。扱いには、次のことに気をつけてください。

プリザーブドフラワーを扱うときの注意

  • 高温多湿、直射日光(紫外線)、急な乾燥が苦手
  • バスルーム、窓際、エアコンの風が直接当たる場所は避ける
  • 水分や栄養剤は与えない
  • 衣類、床、壁などに直接触れると、色移りすることがある

プリザーブドフラワーのバラは、さらに花びらの先が繊細で傷つきやすく、ヒビが入ると美しさも半減してしまいます。箱から取り出すときは、ワイヤーを花弁に挿して、そっと持ち上げてください。扱うときも、花びらではなく、花首より下の部分を持つようにしましょう。

特徴5 開花でワンランク上のバラに

プリザーブドフラワーは、生花を加工したものです。ですから、一輪一輪の花の状態も違い、同じ形のものはひとつもありません。なかには、花びらが破れていたり、折れてしまっていたりするものもあります。

また、プリザーブドフラワーのバラは七分咲きで収穫されるので、花が開ききる前の状態。物足りないときもあります。そんなお花も、開花のテクニックを使うことで、さらに美しいバラになりますよ。

プリザーブドフラワーデザイナー 小野梨花
コメント

開花は、バラをきれいに美しく整えるテクニックです。開花の記事では、動画でくわしくお教えしています。

特徴6 花びらだけでもアレンジに!

生花の場合、花の命はとても短く、散ってしまうのは仕方のないこと。落ちた花びらは、色が褪せ始めてしまいます。その花びらを集めてドライフラワーにして、ポプリのように楽しむのも良いですね。花びらだけでも長いあいだ色を楽しめるのは、プリザーブドフラワーならではです。

プリザーブドフラワーのバラを一枚一枚バラして、コンポートや小皿に散らすだけで、雰囲気のあるアレンジが作れます。

プリザーブドフラワーで作った椿のアレンジメント

花びらを一枚一枚ばらして、ひとつのバラに組み立て直す「メリア」。バラの花びらを工夫して作る、プリザーブドフラワーの椿。プリザーブドフラワーのバラの花びらは、工夫次第で魅せ方もたくさんです。

プリザーブドフラワーデザイナー 小野梨花
コメント

高価なプリザーブドフラワーのバラは、最後まで味わいたいもの。お花に感謝しながら楽しみたいですね。

メーカーによる違い|プリザーブドローズの主なブランド7つ

プリザーブドフラワーの中でも、いちばんブランドが多いのがバラです。同じバラでも、メーカーによって産地や加工の方法が違うので、色や質感、花の形がずいぶん変わるんですよ。

プリザーブドフラワーは、1991年にフランスのヴェルモント(ヴェルモン)社が、長く楽しめる切り花を作る技術の特許を取ったことから広まったといわれています。日本では、大地農園が2002年に国内で初めてプリザーブドローズを発表しました。どのブランドも、東京堂などの花材店で手に入ります。

ブランド産地・加工バラの特徴
Preserving(プリザービング)/大地農園世界の産地から仕入れた花を、日本(兵庫県)の自社工場で加工日本人好みの、明るくやさしい色。ピンク・オレンジ・イエロー系や、ニュアンスカラーが多い。花びらに丸みがある。代表の「ローズ・いずみ」は36色
florever(フロールエバー)コロンビアの自社農園で育て、自社工場で加工生花に近いやわらかさと、透明感のある色。巻きが美しい。Mサイズのスプレーローズは40色以上
AMOROSA(アモローサ)エクアドルの標高2,800mの自社農園名前はスペイン語で「愛」。ベルベットのような光沢で、肉厚の大輪。天然ダイヤモンド入りのラメの「ダイヤモンドローズ」も
verdissimo(ヴェルディッシモ)エクアドル産のバラ独自のホワイトニングによる鮮やかな発色と、パステルカラー。湿気に強くなるよう改良されている。ミニローズ(花径約3.5〜4.5cm)など、サイズが豊富
Primavera(プリマヴェーラ)エクアドル産のバラやさしい色合いと、発色のよさ。弾力があり、みずみずしい。無漂白の色作りを目指している
VERMEILLE(ヴェルメイユ)コロンビア産のバラ名前はフランス語で「真紅」。赤に徹底的にこだわり、可愛らしいピンクも人気。お菓子の箱のようなピンクのボックス。入り数と値段が手ごろ
Vermont(ヴェルモント)フランスの老舗。ケニアなどの花世界で初めてプリザーブドの技術の特許を公開したメーカー。漂白をできるだけせず顔料で色をつけるので、色落ちが少なく、シックでマットな色合い。ダリアなども

選ぶときの目安は、こんな感じです。

作りたいもの向いているブランド
やさしい色合いのアレンジ大地農園
色を合わせたい、小さなアレンジフロールエバー
一輪で特別な贈りものアモローサ
はっきりした鮮やかな色ヴェルディッシモ
やわらかい色合いプリマヴェーラ
真っ赤や可愛いピンク、手ごろにヴェルメイユ
シックでマットな色ヴェルモント

よく使う3つのブランドのことは、大地農園、フロールエバー、アモローサの記事でくわしくご紹介しています。

プリザーブドフラワーのバラについてよくある質問

Q. プリザーブドフラワーのバラは、一輪だけでも飾れますか?

A. はい。一輪だけでも抜群の存在感があるので、小さな器に一輪飾るだけでも、十分な見ごたえがありますよ。

Q. 箱から取り出すとき、花びらが傷つかないか心配です

A. ワイヤーを花弁に挿して、そっと持ち上げてください。扱うときは、花びらではなく、花首より下を持つようにしましょう。

Q. 青いバラのプリザーブドフラワーは、色あせしますか?

A. 最近の青いバラは、色があせるのが早いものがあります。アトリエのテストでは、1か月もたない青もありました。プリザーブドフラワーは紫外線に弱いので、直射日光の当たらないところに飾ってくださいね。フェアリールでは、色あせの少ない青を選んで使っています。

Q. いちばん色もちがいいのは、何色のバラですか?

A. 赤です。わたしが10年前に作った真っ赤なバラのアレンジは、今もきれいな赤のまま残っています。

Q. 届いたバラが、開ききっていません

A. プリザーブドフラワーのバラは、七分咲きで収穫されるので、開ききる前の状態です。開花のテクニックで、さらに美しく整えられます。

Q. 青いバラの花言葉は?

A. 「夢かなう」「奇跡」です。「ロイヤルブルー」ともいわれる上質な青いバラは、プリザーブドフラワーならではですよ。ただ、最近の青いバラは色があせやすいものもあるので、フェアリールでは、テストをして色あせの少ない青を選んでいます。

Q. プリザーブドフラワーのバラは、どのブランドがいいですか?

A. 作りたいイメージで選んでみてください。やさしい色合いなら大地農園、色を合わせたいときはフロールエバー、一輪で特別な贈りものにするならアモローサがおすすめです。

Q. プリザーブドフラワーのバラで、贈りものを作ってもらえますか?

A. フェアリールでは、プリザーブドフラワーのアレンジメントをオーダーでお作りしています。一輪のバラのギフトも、たくさんのバラを使ったアレンジメントも、ご相談ください。

ほかのお花の魅力は、プリザーブドフラワーのカーネーション、プリザーブドフラワーのアジサイでご紹介しています。贈りもののアレンジメントはオーダーギフトのページ、アトリエで一緒に作るレッスンはオーダーレッスンのページをご覧ください。

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