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【基本】ツイスティングメソッド【ワイヤリング】

ツイスティングメソッドでワイヤリングした小花

こんにちは。プリザーブドフラワーデザイナーの小野梨花です。

今回ご紹介するのは、プリザーブドフラワーのワイヤリングの基本「ツイスティングメソッド」です。あじさいの小房を例に、動画と手順でお伝えします。

この記事でわかること

結論:ツイスティングメソッドは、U字のワイヤーを茎に3回ほど巻き下げて留める、いちばん汎用性の高いワイヤリングです。はじめては地巻ワイヤーの#26で、同じところを巻かずに少しずつずらすのがコツです。

  • ツイスティングメソッドとは何か、どんな花材に使えるか
  • ワイヤーの番手と、地巻・裸ワイヤーの選び方
  • 4つのステップでわかるやり方
  • きれいに仕上げるコツと、よくある失敗
  • 「ふんわり」と「きっちり」の仕上げ分け
  • ほかのワイヤリングとの使い分け

ツイスティングメソッド(ツイスティングメソード)とは

ツイスティングメソッドとは、U字に曲げたワイヤーを花材の茎に添えて、ねじるように巻き下げて固定するワイヤリングの技法です。「ツイスティングメソード」と呼ばれることもあります。

小花や葉、実ものなど、枝分かれした花材をワイヤリングするときに使います。茎が細い花や、小分けにした花材をまとめるのにも便利です。

あじさいだけでなく、小花、小枝、葉、花びら、リボンまで、いろいろな花材に応用できるのがツイスティングの強みです。汎用性がとても高いので、ワイヤリングの中でも最初に覚えたい基本の技法です。

プリザーブドフラワーデザイナー 小野梨花
コメント

ツイスティングは、リボンを留めるときにも使う基本中の基本です。ツイスティングだけでアレンジメントを仕上げてしまう方もいるくらい、応用がききますよ。

【対応花材例】あじさい、ライスフラワー、かすみ草、小枝、葉、花びら、リボンなど

動画で見るツイスティングメソッド

用意するもの

  • ワイヤー(#24〜#26):地巻ワイヤーでも裸ワイヤーでもOKです。
  • プリザーブドフラワーの花材:動画では、大地農園のあじさい2種類を使っています。
  • クラフトはさみ(あると便利です)

ワイヤーの選び方

はじめての方には、滑りにくい地巻ワイヤーの#26がおすすめです。花材が変わっても、基本は#26で大丈夫です。

配送する作品のようにしっかり留めたいときや、手が慣れてきたら、#24の裸ワイヤーでもできるようになります。

プリザーブドフラワーデザイナー 小野梨花
ワンポイント

花材が変わっても、ワイヤーは基本の#26で大丈夫です。まずは滑りにくい地巻ワイヤーで、手に覚えさせましょう。

ツイスティングメソッドのやり方(手順)

STEP01 花材を使いたい大きさに取り分けます

あじさいやライスフラワー、かすみ草などアレンジメントで使いたい花材を取り分けます。
茎を残して分けるようにしましょう。

STEP02 ワイヤーを当てましょう

U字にしたワイヤーのカーブ部分を花材の茎に当てます。
U字にした方向を花びらに向けます。
花材を持っている手は「猫の手」にして花びらを上に上げて茎を出すように持ちましょう。

STEP03 ワイヤーを巻き下げます

ワイヤーのカーブ部分を茎と一緒に押さえます。
U字にしたワイヤーの片方を奥から手前へ3回程度巻き付けます。
巻きつける時はもう一方のワイヤーと茎を揃えて一緒に巻きましょう。

STEP04 軽く振って確かめます

巻き終わったら、ワイヤーを持って花材を軽く振ってみましょう。花材がぐらぐら揺れなければ完成です。揺れるときは、巻き方を見直します。

きれいに仕上げるコツと、よくある失敗

巻く回数は「基本3回」

巻く回数は、基本は3回です。多すぎるとワイヤーが目立ち、少なすぎると花材が揺れやすくなります。茎が太い花材や重さのある花材で不安なときは、5回まで増やしてください。

同じところを巻かず、少しずつずらす

よくある失敗が、同じところをぐるぐると巻いてしまうことです。1回巻くごとに、少しずつ下へずらしながら巻き下げましょう。

プリザーブドフラワーデザイナー 小野梨花
ワンポイント

レッスンでよくあるのが、同じところをぐるぐる巻いてしまうこと。巻き終わったら軽く振ってみてください。花材が揺れるなら、巻く位置をずらして巻き直しましょう。

遠心力を使って巻く

ワイヤーを指で無理に巻きつけるより、遠心力を使ってくるっと回すように巻くと、きれいに、しっかり留まります。

「ふんわり」と「きっちり」2つの仕上げ方

同じツイスティングでも、作りたいアレンジメントに合わせて、仕上がりを変えられます。

ふんわりきっちり
向いている花材茎が丈夫な花材小さくまとめたい花材
向いているアレンジ全体にボリュームを出したいアレンジメント。葉と葉を囲むように入れたり、花と花の間にはさむように入れたりするときトピアリーのように「形を作って整えていく」アレンジメント。ガラスドームのように、ふんわりさせすぎると窮屈になるアレンジメント

ワイヤリングのあとはテーピングを

ワイヤーが見えるアレンジメントや、コサージュ、スワッグ、ブーケは、必ずフローラルテープでテーピングをします。ワイヤーが隠れて見た目がきれいになるうえ、花材がばらばらと落ちにくくなります。

プリザーブドフラワーデザイナー 小野梨花
コメント

コサージュやブーケは、身につけたり手に持ったりして動かすものです。テーピングは、仕上がりを長くきれいに保つための大切なひと手間です。

ほかのワイヤリングとの使い分け

花材の形によって、向いているワイヤリングが違います。ツイスティングとあわせて覚えておくと、アレンジメントの幅が広がります。

技法向いている花材特徴
ツイスティングあじさい、小花、葉、実もの、リボン枝分かれした花材や小分けにした花材をまとめる。いちばん汎用性が高い
フェザーリングカーネーション花を小分けにして、小さな花を作る
ヘアピン面が広い葉葉脈にワイヤーを通す。葉の動きを出したいときにも
フックガーベラ、ダリア、マム(菊)、バラ茎が短い花や、花びらが繊細な花に。バラの花首が落ちるのを防ぐ
クロスバラ、カーネーション、カラーなどの大きな花2本のワイヤーを十字にかけて、しっかり固定する

よくある質問

Q. 地巻ワイヤーと裸ワイヤー、どちらを使えばいいですか?

はじめての方は、滑りにくい地巻ワイヤーの#26がおすすめです。慣れてきたら、#24の裸ワイヤーでもできます。

Q. 何回巻けばいいですか?

基本は3回です。茎が太い花材や重い花材は、5回まで増やすと安心です。巻きすぎるとワイヤーが目立つので気をつけましょう。

Q. リボンにも使えますか?

使えます。ツイスティングは、リボンをアレンジメントに留めるときにも使う基本の技法です。ツイスティングだけでアレンジメントを仕上げる方もいるほど、応用のきく技法です。

動画でじっくり見たい方は、YouTubeで見るからどうぞ。

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プリザーブドフラワーデザイナー 小野梨花

小野 梨花プリザーブドフラワーデザイナー

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